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講師のご紹介

山田周生(やまだしゅうせい)

フォトジャーナリスト

講師料金

  • ※講演料金はあくまでも目安です。
  • ※講演料金のグループ分けは自治体で無料催事、講師起点より近郊、日帰りの基本料金です。
  • 日程などにより変動があります。
  • Aグループ:10万円~30万円
  • Bグループ:30万円~50万円
  • Cグループ:50万円~80万円
  • Dグループ:80万円~100万円
  • Eグループ:100万円~130万円
  • Fグループ:130万円~160万円
  • Gグループ:160万円~
  • Hグループ:要相談

経歴

25歳の時にバイクでサハラを単独縦断、そのまま約2年間、世界放浪の旅を続ける。これを皮切りに、現在まで地球50周ほどの距離を旅する。
83年から、パリ・ダカールラリーをはじめクロスカントリーラリーやキャメル・トロフィー、アメリカンズカップ、アドベンチャーレース、犬ぞりレースを追跡取材。旅をしながら自然との共生を考え、アメリカンインディアンなどの先住民族のルポルタージュなども手がけている。
4WDやバイク、カヤック、ロープクライミング、MTB等を駆使して未開の大自然に入り、できるだけ対象にせまる取材スタイルを信条とする。自らもパリ・ダカールラリーにバイクと4輪で出場して完走。ライフワークとしてもクルマやバイクによるサハラ縦断や南米縦断など世界中を巡っている。訪れた国は100か国以上、総走行距離は延べ200万km。

<バイオディーゼル燃料とバイオディーゼルアドベンチャー>
温暖化防止の有効な対策として昨今注目を集めるバイオマス燃料=エコ燃料。そのなかで、使用済みの食用油からも精製できるバイオディーゼル燃料は、二酸化炭素を増やさないため地球温暖化防止にも役立ち、石油代替燃料としての有用性のみならず、個人レベルで燃料づくりに参加でき、原料の回収・生成・廃棄物処理などの過程を通して、環境・エネルギー問題についてのより深い理解や知識をまなぶことができるユニークな素材として世界中から注目されています。
バイオディーゼルアドベンチャーは、こうした背景のもと、世界各地の人々との交流・協力により廃食用油を回収し、ガソリンスタンドに頼らず手作りの燃料(BDF)を移動先で作りながら、1台のクルマを走らせ、世界を一周することにより、地球の未来にむけて個人や地域の協力によってできる可能性の一端を、冒険の楽しさとともに強く発信していこうという企画です。
温暖化防止や環境保護などは地球に住む一人一人がなにができるのか考えていかなければなにも始まりません。このプロジェクトを通して自分のできることから、なにかを始めてみようというきっかけになってくれることを願っています。

<360日で地球一周のルート>
2007年12月5日に東京をスタート。車両を船に載せカナダへと送り、その後陸路で国境を越えてアメリカを縦横断。東海岸から船でポルトガルへ輸送。アフリカのモロッコを通り、再びヨーロッパのスペイン、イタリア、フランス、イギリス、ベルギー、オランダ、ドイツ、チェコ、ソロバキア、ハンガリー、ウクライナ、カザフスタン、ロシアなど17カ国を通過してウラジオストックからフェリーで富山県の伏木港に到着。12月1日東京にゴール。6500リットルの廃食油を集め、総走行距離は、47,853kmになりました。

講演テーマ

『バイオディーゼルカーで視た世界の環境とエネルギー』
世界一周でみた環境異変、世界のバイオディーゼルをはじめとするエネルギー事情など、スライドショーを交え、体験談を基に楽しくお話します。
日本一周では、各地の学校、自治体などにも訪問し、全国各地で環境啓発に努めている。
※実際に“バイオディーゼルカー”をご覧いただくこともできます。

<バイオディーゼルアドベンチャーこれまでの経緯>
今までに行なった主なテストは、2006年夏に100%のBDFを使用して北海道の最北端の宗谷岬から九州最南端の佐多岬まで4500kmを走行してバイオディーゼル燃料の能力を試しました。また、その年の9月にバイオディーゼル燃料の先進国と言われるヨーロッパに行き、バイオディーゼル燃料を売っているガソリンスタンドを探しながら2万キロを走破。ヨーロッパのバイオディーゼル事情やエネルギー、環境対策などについて調査を実行。2006年10月にはアラブ首長国連邦で行なわれた世界選手権最終戦のラリーにバイオディーゼル燃料を使って参戦。2007年の1月にはサハラ砂漠を縦断するダカールラリーにバイオディーゼル燃料を使って参戦。過酷な状況下でバイオディーゼル燃料を使ってこの燃料の可能性を探ってまいりました。レースの結果はいずれもディーゼル無改造クラスで3位に入賞するという予想以上の結果でした。これらのテストを通して燃料としての信頼性、耐久性などを確認することになりました。その上でバイオディーゼル燃料がさらに長期長距離の車に与える影響を調べるために今回のプロジェクトを計画するに至ったわけです。約2年の歳月をかけテスト、実験、そして小型バイオディーゼル燃料精製機の自作という段階を踏んで地球一周、その翌年の2009年からは日本一周をしているところです。
バイオディーゼルカー

動画