講師のご紹介
講師料金
- ※講演料金はあくまでも目安です。
- ※講演料金のグループ分けは自治体で無料催事、講師起点より近郊、日帰りの基本料金です。
- 日程などにより変動があります。
- Aグループ:10万円~30万円
- Bグループ:30万円~50万円
- Cグループ:50万円~80万円
- Dグループ:80万円~100万円
- Eグループ:100万円~130万円
- Fグループ:130万円~160万円
- Gグループ:160万円~
- Hグループ:要相談
経歴
京都生まれ。早稲田大学卒。
1991年より日本テレビアナウンサーとして、バラエティやニュース番組を担当。
アナウンサー3人ユニット「DORA」結成で注目される。
1998年、報道局記者へ異動。社会部警視庁、厚労省、政治部などを経て、2002年退社。
上智大学文学研究科新聞学で「ハンセン病・メディアの責任」を研究し修士号取得。
人権教育啓発推進センター発行の「アイユ」で巻頭インタビューを連載中。
令和元年度人権擁護功労賞(法務大臣賞)を受賞。
第6回国際女性会議WAW!アドバイザー就任。
2019年6月より、自身の性暴力被害を公表し、一般社団法人Springスタッフとして
性犯罪の刑法改正に向けての活動をおこなっている。
著書にハンセン病をテーマにした「女子アナ失格(2005新潮社)」がある。
講演テーマ
『誰もが尊重される社会へ~ハンセン病と性暴力の現場から』
華やかにみえるアナウンサーのその裏で、孤独、不安、自己嫌悪、無力感と
闘いながら生きていた。それは自身が性虐待の被害当事者だったからだと、
50歳を過ぎてからようやく気がついた。
1996年らい予防法廃止後から、長年ハンセン病問題にこだわり研究をしてきた。
それは、その人に全く非がないにもかかわらず、レッテルを貼られ、
偏見・差別にさらされる理不尽が他人事ではなく、自分のことだったからにほかならない。
障害、被差別部落、アイヌ・・・自分のことを語れず、秘密を背負い、
小さく生きなければならない理由はどこにもない。
沈黙させる社会から、誰もが尊重される社会へ、変えていきましょう。
『ハンセン病差別の背景』
2019年のハンセン病家族訴訟で、ハンセン病元患者、家族に対する差別は
いまだに根強く残っていることが明らかになった。
ハンセン病差別の歴史的背景、メディア、宗教、医学界、国の責任など、
ハンセン病問題を正面から考えます。
『共に生きる社会を目指して』
華やかに見えるメディアの裏側でメンタル不全に陥っていた。
そこで飛び込んでみた記者の世界。障害者やハンセン病の取材を通じて、
乗り越えるべき障害は、当事者ではなく社会の側にあることに気づく。
この国の差別を作り上げてきた思想は、今もなくなってはいないことを指摘。
差別はなくすことができるか、また、一人一人が何をすればいいのか。
障害者、LGBT、女性、お年寄り・・・、誰もが自分の可能性を信じて生きていてよかったと
思えるような社会にしていこう。
『仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現』
*講演テーマはご相談ください
参加者の声
・自分が知らない間に持った偏見を見つめ直すきっかけになった。
自分で考え、行動することが大切と改めて感じた。
・自身の辛い体験を話して頂いたことに感謝。
人が人間らしくあるために全ての人が尊重される社会であってほしいと強く思った。
・アナウンサーを辞めた後の、藪本さんの活動の幅広さと行動力に感心した。
・順調な生活ではなく、いろいろなつまずきを経験した人の
「チャンスを活かした生き方」にとても感動した。また聞きたくなる話だった。