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講師のご紹介

クロード・チアリ(くろーどちあり)

ギタリスト/音楽家

講師料金

  • ※講演料金はあくまでも目安です。
  • ※講演料金のグループ分けは自治体で無料催事、講師起点より近郊、日帰りの基本料金です。
  • 日程などにより変動があります。
  • Aグループ:10万円~30万円
  • Bグループ:30万円~50万円
  • Cグループ:50万円~80万円
  • Dグループ:80万円~100万円
  • Eグループ:100万円~130万円
  • Fグループ:130万円~160万円
  • Gグループ:160万円~
  • Hグループ:要相談

経歴

1944年フランス・ニース市に生まれる。
1967年初来日。1975年日本人女性と結婚し、1985年「智有蔵上人」名で日本に帰化する。
11歳から独学でギターを初め、16歳でロックバンド「レ・シャンピオンズ」を結成。ビートルズが前座を務める程の人気を得る。
1964年バンドから独立し、ソロのアコースティク・ギタリストとしてデビュー。同年「夜霧のしのび逢い」が世界的に大ヒット一躍スターダムに。1966年フランスのACCディスク大賞を受賞。その後は、世界各地で演奏活動を行い、哀愁のギタリストとして、多くのファンを魅了する。映画「冬の華」(降旗康男監督、高倉健主演)では、担当した映画音楽とともに演奏シーンも話題に。朝日放送 土曜ワイド劇場「京都殺人事件案内」藤田まこと主演 音楽制作、その他多数。
音楽活動以外に、コンピューター業界にも精通しており、インターネットの前身、パソコン通信を日本に広めた先駆者である。
阪神大震災では、自らも被害を受けたにも関わらず、全国各地チャリティーコンサートを開くなど、復興活動に協力をしている。親日家としても広く知られ、いわば民間の大使として日仏間の親善に大きな役割を果たしてきたと言える。
現在、コンサート・講演・ディナーショーなど多方面に渡り活躍している。

講演テーマ

※講演+ギター演奏
『チアリの考える子どもとのコミュニケーション』
これからの日本を背負って立つこども達へ、本当にこの国の将来を託すことができるでしょうか。あらゆるメディアで取り上げられる少年犯罪。過激なシーンが登場する映画やゲームの影響で、命の大切さを忘れてしまったのではいでしょうか。
親として、子どもに何をしてあげるべきか。限られた時間の中で、いかに多く子どもと接するかが重要だと私は思います。子どもの心を開くには、「お父さん・お母さん」だけではいけません。時には親友として接することも大切なのではないでしょうか。親子のコミュニケーションを大切にしてきた、私の子育て経験についてお話させていただきます。
『違いを認めあってこそ~国際的ジェンダー感覚とは~』
国際社会の中で、性差による役割分担を見直そうという動きが活発化しています。その中でも遅れていると言われている日本ですが、少しずつではありますが意識の改革が始まっています。これまで日本では、育児・子育てを女性の役割としてきましたが、女性の社会進出が進んだ今、その役割は夫婦共通のものという認識が進んできました。しかし、制度の問題を含め、まだまだゴールは先にある気がします。講演では、フランスの事例を参考に、みなさんが気付かない問題点やその解決法をお話します。

『島国日本への提言~大陸的地域活性とは~』
阪神・淡路大震災のチャリティーコンサートをきっかけに、神戸市の特別顧問をさせていただいております。私なりに、幅広い提案と行動で、地域の活性化に貢献してきたと思っています。島国である日本は昔、鎖国のため外国の文化を遮断していました。そのため、外からの影響を受けず、日本独自の素晴らしい風土や文化を発展させてきました。その文化を否定するのではなく、日本にはない大陸的な文化を取り込むことで、さらに豊かなまちづくりが実現するのではないでしょうか。講演では、これからの地域がどうあればいいのか、具体的にお話致します。

『互いを認めあってこそ~これからの時代の人権感覚~』
人間は皆平等でなければならない。当たり前のようで当たり前ではない。これはずっと考え続けるべき問題です。世界中どんな国にも差別は存在し、それに苦しみ悩んでいる人がいます。今でこそ日本人は世界中で活躍していますが、数十年前まではどの国に行っても差別の対象でした。先人はその差別により、様々な苦悩があったのではないかと思います。また反対に、私が日本に帰化する際にも、差別を受け思い悩んだ経験があります。自分を認めてもらえる場所が無いことは、想像以上に辛く悲しいことでした。国際社会の中で生き抜くには、他を受け入れることのできる人権感覚が必要不可欠です。
みなさん、私と一緒にもう一度、人権について考えてみませんか。

『音楽は世界共通のことば~私のチャリティー体験から~』
音楽は世界共通言語です。言葉は通じなくても、奏でられるメロディーで人と人の心は必ず通じ合えます。かく言う私も、日本語の話せない来日したばかりの頃、音楽で日本人のこころを感じ取りました。私はこれまで、障害を抱える方々のため、様々なチャリティーイベントを主催してきましたが、このボランティア活動の中で、音楽は人の心を癒すことができるということを、改めて感じました。会場が、音楽の持つ独特のリズムと優しさで包まれ、素晴らしい一体感を覚えます。音楽の優しさを、みなさんに知ってもらえれば幸いです。

『音楽、言葉、そして地球人』 
『異文化理解と情報活用』
『私のギター人生』      
『情報化時代と音楽の世界』

受賞
1966年 フランスのACCディスク大賞受賞
1990年 兵庫県文化功労賞受賞
委員など
神戸市女性推進委員会
兵庫県文化懇話会委員
日本レスキュー協会各顧問
活動
2002年秋フランスベルサイユ宮殿にてディナーショー
2003年5月世界一周クルーズ、ニューヨーク~アカプルコ間乗船、演奏会
2004年6月フランス・オランピア劇場にてコンサート