経歴

NHK｢おはよう日本｣、TBS｢中居正広の金曜日のスマイルたちへ｣、フジテレビ｢ノンストップ！｣、
NHK「ラジオ深夜便｣、朝日新聞「ひと｣欄、読売新聞などで紹介され、話題のピアニスト。

宮崎県在住の発達障害を抱えるピアニスト。
子どもの頃から人とのコミュニケーションがうまくとれず、たびたび特異な行動をとり、
それが原因でいじめを受け、自傷行為が始まり、転校を余儀なくされる。
宮崎大学に入学するも、人間関係によるストレスで過呼吸発作を起こし、
たびたび倒れて入退院を繰り返して、大学を中退。
本人は、｢なぜ、まわりの人とうまくいかないのか？｣と悩みつづけた。

その後、宮崎学園短期大学音楽科の長期履修生となる。
この頃に恩師となる田中幸子先生と出会い、自分の心をピアノで表現することができるようになる。
短期留学したウイーンでも倒れ、22歳で初めて生まれつきの脳の障害である
｢発達障害｣であると診断された。

また、その頃、パニックで自宅2階から飛び降りて、右足を粉砕骨折し、
ピアノのペダルを踏めなくなるが、現在では、工夫して左足で踏んでいる。

たくさんの苦しみを抱え、自分の障害と向き合ってきたことで、
あすかの奏でる｢やさしいピアノ｣は多くの人の感動をよぶようになる。

2006年、第12回宮日音楽コンクールでグランプリ並びに全日空ヨーロッパ賞をはじめ受賞歴多数。

2015年5月、両親とともにその頃の気持ちをつづった初の著書｢発達障害のピアニストからの手紙
～どうして、まわりとうまくいかないの？～｣(アスコム刊)を上梓。
同時に発達障害の人の気持ちを歌った自作曲｢手紙？小さいころの私へ？｣
｢生きるためのメロディ｣を発表し、本の付属CDに収録した。

2016年9月、自作曲10曲を収録したCD付き書籍
｢脳科学者が選んだ やさしい気持ちになりたい時に聞く 心がホッとするCDブック｣
(音楽・野田あすか、著・中野信子氏、アスコム刊)が発売。
2016年10月19日(水)、東京・銀座にあるクラシック専用ホール｢王子ホール｣で
東京初のソロリサイタルを行い、成功を収める。
リサイタルは好評で、満席売り切れにつき、再び東京でのリサイタルが決定。
2017年3月16日(木)・18日(土)、東京・築地にある｢浜離宮朝日ホール｣で行われ、
両日ともチケットは完売し満席となり、大盛況だった。
4月30日(日)、大阪｢いずみホール｣でソロリサイタルを開催。
6月には、｢第8回岩谷時子賞 奨励賞｣を受賞。
7月1日(土)に｢アイザックスターンホール｣で行われたリサイタルのチケットも完売。
地元・宮崎での念願の初ソロリサイタルとなった。