経歴

昭和41年生まれ奈良県出身。大阪私立清風高等学校を経て関西大学法学部卒業。入学と同時に関西の大学落研の名門である関大「落語大学」に入部。第24代学長。第3回学生落語選手権大会（白鶴杯）金賞受賞。部の創設者・六代 桂文枝師匠(第2代学長)とのご縁により、在学中にテレビ出演の機会を得て真剣に弟子入りを検討するも、表現者として自身の社会経験の必要性を痛感して一般企業に就職。上場建設機械メーカーで営業販売業務を担当。退職後、議員事務所スタッフとして政策・後援会組織のとりまとめ等を担当。同時に家業の不動産業を引き継ぎ、マンション分譲における近隣対策業務を中心にプロジェクト全般のマネジメントを業として行う。また生計が苦しかったときに勤しんだ夜勤警備員や職業潜水士（労働省認定）など異色を放つ社会経験も併せ持つ。これらの業務によるストレスを発散するための大量のタバコと極度の暴飲暴食がたたり、体重は95kg（BMI32.1）を超え、ついに大腸ガンを発症。平成18年、その摘出手術を行うが、そのあまりの不健康さを反省し、一念発起して「肥満予防健康管理士」資格を取得。自分自身を実験台にして健康的で安全な生活改善を行い、体重を65kg（BMI22）まで減量するダイエットに成功。以後リバウンドせず一定のレンジ内で体重をキープ中である。減量の秘訣として、ダイエットを一時的なイベントとせず、自分自身を見つめ、ゆっくりと生涯の生活習慣を改善していくことの重要性を知ること、負けそうになる弱い自分が「食べるためのハードルをより高くする」工夫、生活習慣全般を「古き良き伝統的で質素な和」に回帰すること等を、自身の経験を交え楽しくアドバイスする。現在もこれら講演のかたわら「表現舎乱坊（らんぼう）」として様々な舞台に立ち、落語を中心とした表現活動を続けている。