pagetop
  • HOME >
  • 講師 >
  • 山本昌邦(やまもとまさくに)

講師のご紹介

山本昌邦(やまもとまさくに)

サッカー解説者

講師料金

  • ※講演料金はあくまでも目安です。
  • ※講演料金のグループ分けは自治体で無料催事、講師起点より近郊、日帰りの基本料金です。
  • 日程などにより変動があります。
  • Aグループ:10万円~30万円
  • Bグループ:30万円~50万円
  • Cグループ:50万円~80万円
  • Dグループ:80万円~100万円
  • Eグループ:100万円~130万円
  • Fグループ:130万円~160万円
  • Gグループ:160万円~
  • Hグループ:要相談

経歴

1958年4月4日生まれ静岡県沼津市出身。
1977年、日本大学三島高等学校卒業。1981年、国士舘大学卒業。
現役時代のポジションはディフェンダー。冷静な判断と鋭いタックルを武器に、ユース代表、ユニバーシアード代表、日本代表とそれぞれの世代で、代表選手として活躍。
大学卒業後は、ヤマハ発動機株式会社サッカー部に入団。翌1982年には日本サッカーリーグ2部優勝、1983年天皇杯優勝とチームに貢献。1987年、29歳で惜しまれながら現役を引退。その後、指導者としての道を選択し、ヤマハ発動機のコーチに。1997年ワールドユースでは監督として当時最高のベスト8という好成績を収めた。ジュビロ磐田でのコーチを経て、日本代表コーチとして、フィリップ・トルシエ氏やジーコ氏を支え、2002年W杯ベスト16の成績を残す。W杯終了後、オリンピック日本代表監督に就任。2004年11月には、古巣ジュビロ磐田のチーム再建のため、監督に就任。
数々の日本代表選手を育成・指導し、豊富な国際大会での実績と経験は、日本人指導者としては特筆すべき存在であり、指導者としての揺るぎない地位を確立した。
現在は、NHKサッカー解説をはじめとして、プーマのアドバイザーとして高校・大学サッカーでの指導など、幅広い活動を展開。また、2009 年からは、母校・国士舘大学体育学部の客員教授として活動をしている。

-選手経歴-
【1977年】
日大三島高等学校卒業
日本ユース代表選出
第19回アジアユース選手権出場
【1979年】
日本ユニバーシアード代表選出
ユニバーシアードメキシコ大会出場
【1980年】
日本代表FIFAワールドカップ(スペイン)アジア地区予選出場
【1981年】
ヤマハ発動機株式会社サッカー部入部
【1982年】
日本サッカーリーグ2部優勝
【1983年】
第62回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝

-指導経歴-
【1995年】
第10回FIFAワールドユース(U-20)選手権ベスト8
日本五輪代表コーチ就任
【1996年】
アトランタオリンピック出場
【1997年】
U-19日本代表監督就任
第11回FIFAワールドユース(U-20)選手権ベスト8
6月度:AFC最優秀コーチ賞受賞
7月度:ジュビロ磐田ヘッドコーチ就任
10月:Jリーグ2ndステージ優勝
11月:Jリーグサントリーチャンピオンシップ優勝
【1998年】
8月:Jリーグヤマザキナビスコカップ優勝・Jリーグ1stステージ優勝
10月:日本代表コーチ就任
【1999年】
4月:第12回FIFAワールドユース(U-20)準優勝
11月 シドニーオリンピック出場権獲得
【2000年】
9月:シドニーオリンピックベスト8
10月:第12回アジアカップ(レバノン)優勝
【2001年】
6月:FIFAコンフェデレーションカップ準優勝
【2002年】
6月 FIFAワールドカップコリア・ジャパンベスト16
7月 日本代表コーチ兼日本五輪代表監督就任
【2003年】
1月:日本五輪代表監督専任
【2004年】
8月:アテネ五輪出場
11月 ジュビロ磐田監督就任
【2006年】
6月:ジュビロ磐田監督辞任
【2007年】
現在に至るまで、サッカー解説者として活躍中
【2009年】
国士舘大学体育学部客員教授

講演テーマ

『心をつかむ人材育成術』
人材育成において最も重要で不可欠なのが、『人のこころを育てる力』です。
育成というのは人の心をどれだけ掴むのか、つまりそれが人の心を育てるということにおいて重要なポイントだと思います。人のこころを育て強い個を育成し、強い組織を作り上げていくということ、
これこそが人材育成の本質ではないでしょうか。
強烈な個性とプライドを持った日本代表選手たちの無限な可能性を引き出し、組織の中で最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を作り上げてきた
背景をじっくりとお伝えします。

『【リーダーの条件】~次世代の指揮者たちへ~』
選手を指導する際に常に心がけていることは、選手自身に問題を考えさせ、解決法を探らせることで‥気づき‥を促すことです。
選手自らが問題を消化し、無限の選択肢の中からより良いプロセスを選択していく判断力・問題解決能力を養成していくことが大切なのです。
リーダーは自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、選手に‥気づき‥を与えること、つまり「教え上手」であると同時に「聞き上手」である必要があります。
対話と気づきの繰り返し、これがリーダーに必要な資質と言えます。
このように経営者・リーダーは個人に結果を追い求めるのではなく、一流になるための思考法、プロセスを浸透させ、モチベーションの維持をするための
環境づくりに尽力していくことがたいせつでしょう。

『一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス』
どのような分野においても一流になるには、常に高い目標意識をもち、目標に向けた並々ならぬ努力を継続していくことが不可欠です。
これまでの指導経験で出会った数々の一流選手たちがどのような姿勢を心がけ、気持ちを維持してきたのかなど、目標達成へのプロセス、思考法をお話します。
山本が間近で指導をしてきた中田英寿氏、中山雅史氏、川口能活氏など、サッカー界の一流選手たちのエピソードを交えながら、選手としてビジネスマンとして
飛躍していくためのヒントをお伝えします。

『子どもを伸ばす極意』
サッカーで子供たちを指導する際に必ず言うことは「失敗を恐れないでチャレンジしなさい」ということです。
「結果で判断するのではなく、過程のパフォーマンスに子どもの成長の本質を見出す」という姿勢こそが子供の生きる力を伸ばしていくためには大切な心構えだと思います。
そして少しの成長でも「ほめて」あげることで長所を伸ばしてあげることです。
人生好きなことや得意なことの先にチャンスがあったりするものです。
子どもは認めてほしいという気持ちが強く、否定的なことはほとんど受け入れません。
いかにして子どもの生きる力を伸ばしていくかを教師の方々、保護者の方々と一緒に考えていきたいと思います。

書籍
2001年10月「セットプレーの戦術と戦略」(日本スポーツ企画出版社)
2002年12月「山本昌邦備忘録」(講談社)
2004年3月「日本サッカーワールドカップで勝つ日」(国士舘大学体育スポーツ科学学会)
   7月「勝って泣く」(文芸春秋)
2005年1月「山本昌邦指南録」(講談社)
2007年12月「道標日本サッカーへの提言」(ランダムハウス講談社)
2009年6月「日本サッカー遺産ワールドカップ出場舞台裏の歴史と戦略」(KKベストセラーズ)
2010年12月「世界基準サッカーの戦術と技術
         ~成功を導くノウハウが満載!決定版テクニカルレポート~」(新星出版社)
2012年12月「勝つ組織」(角川書店)
2014年4月「深読みサッカー論」(日本経済新聞出版社)
2014年11月「敗戦から未来へ ブラジルW杯テクニカルレポート」(宝島社)
2018年4月「サッカー教養講座」(日本経済新聞出版社)
2023年4月「サッカー日本代表 w 杯で勝つための監督論」(ベースボールマガジン社)