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楽団のご紹介

ロバの音楽座

子どもたちに音楽の夢を運ぶロバの音楽座

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プロフィール

1973年、松本雅隆により中世・ルネサンス音楽を演奏する「カテリーナ古楽合奏団」結成。1982年、子どもたちに音楽の夢を運ぶべく「ロバの音楽座」結成。ロバの音楽座は古楽器や空想楽器などにより、ファンタジックな音と遊びの世界を繰り広げている。1988年、「愉快なコンサート」が音楽団体としては初めて厚生省中央児童福祉審議会の特別推薦文化財作品に選ばれる。1998年、「ジグの空想音楽会」が東京都優秀児童演劇選定優秀賞受賞。2001年、2005年NHK「おかあさんといっしょ」にゲストとして出演。2004年より、NHK教育ショートアニメ「パンツぱんくろう」「からだであそぼ」などの音楽を担当。2006年ジブリアニメ「ゲド戦記」の音楽に参加する。

年表式プロフィール

1982年
カテリーナ古楽合奏団の中心メンバーの松本雅隆・上野哲生により、子ども達に音楽の夢を運ぶべく「ロバの音楽座」が誕生。「羊飼いと鳥笛」初演。
1984年
「愉快なコンサート」初演。
1985年
「ロバの詩」初演。
1988年
「愉快なコンサート」厚生省中央児童福祉審議会の特別推薦文化財作品に選ばれる。
1991年
「ガランピーポロン音楽会」初演。
1992年
ロバハウス完成。様々なかたがたを招いてロバハウスライブ開始。 CD「ガランピーポロン」発売。山下洋輔氏と「もけらもけら」初演。
1993年
谷川俊太郎氏とのロバライブジョイント。
1995年
「ジグの空想音楽会」初演。CD「ジグ・空想の船」発売。
1997年 7月
ルーマニアにて開催された国際古楽フェスティバルに参加
1998年「ジグの空想音楽会」が平成9年東京都優秀児童演劇選定優秀賞を受賞。CD絵本「ロバの音さがし」リリース。
2000年
「トーナドーナの音楽会」初演。
2001年
NHK「おかあさんといっしょ」出演。CD「ロバのクリスマス」発売。
2002年
CD「トーナドーナ」発売。
2004年
NHK教育ショートアニメ「パンツぱんくろう」「からだであそぼ」などの音楽を担当。
2005年
東映教育映画「みみをすます」(監督:前田和男)に谷川俊太郎氏と出演。CD「ぽかぽかぽ」DVD「音さがしの小箱」発売。
2006年
ジブリアニメ「ゲド戦記」の音楽に参加。

メンバーと担当楽器

松本雅隆:バグパイプ・クルムホルン・パンパイプ・ハーディーガーディー・プサルティー・歌・ほか
上野哲生:サントゥール・サズ・プサルテリー・リュート・ルネサンスギター・歌・ほか
冨田りぐま:足踏みオルガン・ポルタティーヴオルガン・コンサーティーナ・歌・ほか
大宮まふみ:リコーダー・フォークフルート・クルムホルン・カンテレ・歌・ほか
長井和明:セルパン・リコーダー・ブンパカパッパ・クルムホルン・歌・ほか
その他

ロバの音楽座では、西欧の中世ルネサンス楽器や、中近東の楽器や東アジア、アフリカ、アイルランド、足踏みオルガンなど、たくさんの楽器を使った楽しい演奏をお楽しみいただけます。

多彩な楽器1

多彩な楽器2

多彩な楽器3

ガラン・ピー・ポロン音楽会

作・構成・演出:松本雅隆、上野哲生
初演:1991年 総ステージ数:約470
編成人数:9名(キャスト7名、スタッフ2名)
上演時間:1時間30分(休憩なし)
対象年令:幼児から大人まで
理想観客数:300~600名
会場条件:ホールなど(中型のホールが理想的)

ロバの音楽座の名を全国に広めた大ヒット作品。
平成16年度より再演
ガラン・ピー・ポロン!それはステキな音楽会の合言葉。古楽器や空想楽器により繰り広げられる「ガラン・ピー・ポロン音楽会」は、昔むかしの素朴で温もりのある音のシーンを、そして新たな音楽の可能性を古楽器の演奏やコーラス、仮面劇など様々な手法で表現します。

愉快なコンサート

作・構成・演出:松本雅隆、上野哲生
初演:1984年 総ステージ数:約1200
編成人数:4~5名(キャストのみ)
上演時間:1時間5分~20分(状況に応じ休憩あり)
対象:幼児から大人まで、幼・保育園、小学校、児童館、サークル、子ども劇場地域公演
理想観客数:100~350名(小学校版では450名まで)
会場条件:小ホール、教室、体育館、会議室など
厚生省中央児童福祉審議会特別推薦文化財作品

ロバの音楽座で最もオーソドックスな定番、年令や会場、人数に応じてアレンジできる作品です。
中世・ルネサンス時代の古楽器や空想楽器を使い、奇想天外かつファンタスティックな音と遊びの世界を繰り広げる。楽器を人形に見立てた愉快な音のパフォーマンスなど、心ぽかぽか胸ワクワク満載の音のおもちゃ箱です。

ジグの空想音楽会

作・構成・演出:松本雅隆、上野哲生
初演:1995年 総ステージ数:約90st
編成人数:9名(キャスト7名、スタッフ2名)
上演時間:1時間30分(休憩ナシ)
対象年令:幼児から大人まで
理想観客数:400~700名
会場条件:ホールなど(中型のホールが理想的)

【東京都優秀児童演劇選定優秀賞受賞作品】
ロバの音楽座のホール向け作品。過去と未来が空想の船の乗って行き交う音と遊びの世界。今最も斬新な子どもの舞台。
「ジグの空想音楽会」には、子どもたちのジグを刺激する空想的な音の現象が、ある時はサーカスのように、ある時は広場の祭りのように展開される。全体の文脈にはさしてのつながりはないが、何処かのミュージアムで古代から現代までの作品を体験するように、聴く者それぞれが、それぞれの空想の旅にでる。

トーナドーナの音楽会

作・構成・演出:松本雅隆、上野哲生
初演:2000年7月 
編成人数:9名(キャスト7名、スタッフ2名)
上演時間:1時間30分(休憩ナシ)
対象年令:幼児から大人まで
理想観客数:400~700名
会場条件:ホールなど(中型のホールが理想的)

「トーナドーナの音楽会」は「ガランピーポロン音楽会」「ジグの空想音楽会」に続くロバ三部作の完結編です。トーナドーナとは、深い森に住む音楽の大好きな妖精の名前。ロバの音楽座は音さがしの果てに、やっとある森にたどり着きます。その森はちょっとヘンチョコリンな森。トーナドーナが喜んでくれないと世の中が暗くなる。だからロバの音楽座はトーナドーナを喜ばせようと世界中で探してきた音、空想の国の音、そして世界に二つとない音楽をトーナドーナのためにきかせます。

ポロンポロン

初演:2004年8月
編成人数:4名(キャストのみ)
上演時間:45分(休憩ナシ)
対象:0~3才までの乳児と大人
観客数:40~100名
会場条件:多目的、会議室、教室等、平土間のスペース

0才から3才の子どもを対象とした、円形に取り囲んでどこからでも観れる、新しいスタイルの音楽会。このコンサートは、幼児のためのコンサートです。あたかも広場で音楽に出会うような、柔らかな雰囲気を醸し出します。聴かせるという視線ではなく、音楽の広場に居合わせるというイメージで、私たちは基本的に円形の中央で内側を向き演奏します。そしてどこからも至近距離で楽しめます。

もけらもけらコンサート

山下洋輔作、絵本「もけらもけら」より
構成・演出:松本雅隆、上野哲生
初演:1992年 現在までの総ステージ数:12
編成人数:13名(キャスト7名、スタッフ6名)
上演時間:1時間50分(休憩あり)
対象年令:低学年から大人まで

誰も想像だにしなかった組み合わせ。「もけら」の絵本を楽譜にしてジャズと古楽器の不思議なセッション。水戸芸術会館など様々なホールで大好評。

らくがきブビビのコンサート

初演:2008年6月以降
編成人数:5名(キャストのみ)
上演時間:1時間20分(休憩なし)
対象:幼児から大人まで、幼・保育園、小学校、児童館、サークル、子ども劇場
理想観客数:200~500名
会場条件:小・中ホール、体育館、会議室など

もっとゆかい もっとあったか もっと音のらくがき
ロバの音楽座 未来的こども音楽新時代

旅する音楽会

初演:2008年6月以降
編成人数:5名(キャストのみ)
上演時間:1時間20分(休憩なし)
対象:高学年向け、可能な範囲は低学年から大人まで、小学・中学・高等学校、子ども劇場
理想観客数:200~500名
会場条件:小・中ホール、体育館、会議室など

ロバの音楽座と
過去から未来へと時空を超え 音さがしの旅に出る 客席は音楽を旅する赤い飛行船の座席となる

ずっコケストラ物語

初演:2006年4月 (新規スタートは2008年度)
編成人数:4名(キャストのみ)
上演時間:1時間(休憩なし)
対象:幼児から大人まで、幼・保育園、児童館、サークル、子ども劇場
理想観客数:150~300名
会場条件:会議室、体育館などフリースペース

コケストラによる、こどもと大人のための音楽会
音楽たくさん、歌あり・踊りあり・お芝居もするの!? 
デコボコ3人組も音楽さえあればごきげんさ、そしてみんなの心も躍りだす。
なんと今年は、ロバの音楽座のナガイドン(長井和明)が特別参加

愉快なコンサート 感想

楽しい音楽きかせてくれて、ありがとうございます。リコーダーやセルパンやビヤボン、いろいろな楽器、耳をすませてきいてみたら、きれいな音がきこえてきました。素敵な音楽またききたいです。(小平市 小3)

僕は、音楽の授業は嫌いだけど、でも、とてもきれいな歌で、ずうっと聴いていたかったです。(東村山市 小4)

やたら言葉をならべまくり、早口言葉のようにまくしたてる曲が苦手な私に、ロバの音楽座の奏でる音色や歌声は本当に不思議なくらい抵抗なくスーツと心と身体の中に入って来ました。(逗子市  幼稚園 保護者)

コンサートが始まってすぐの時は、こどもの反応をうかがいながらきいていましたが、途中からこどものことは全く忘れてしまい、ひとりでのめりこんでいました。(逗子市 かぐのみ幼稚園 父兄)

とてもめずらしい楽器ばかりで驚きました。でもどれも素敵なおとで心がやすらぎました。(春日井市 大人)

すごくうきうきした。とても不思議で面白い楽器がたくさんでた。ときどき大わらいもした。とても面白かった。またみたい!うたもすごくうきうきした。(三重県 小4)

普段直接ふれる機会のない楽器に、どの子も興味たっぷりで、さわってみたい! 近くでみたい! そんな気持ちでいっぱいだったように感じました。何だかわからないけれど、思わず笑ってしまう音、心にしみいるメロデイー、初めてなのに懐かしい、たくさんの気持ちでいっぱいのコンサートに感謝いたします。(小平小 教諭)

今日の「愉快なコンサート」、とても楽しかったです。「ロバの足」は本気でつくろうかと。
音って音楽って、こんなに楽しいのねーと心とからだで実感します。ほんとに幸せなひとときでした。ありがとうございました。特に「プサルテリー」と「パンパイプ」の音には、もううっとりです。(福岡 父親)

トーナドーナの音楽会 感想

「おかあさんといっしょ」で拝見して以来,3歳になる娘はビデオでそれを見ては,覚えて歌っておりましたから,コンサートをとても楽しみにしておりました。最後の方に,大きくなっての夢を子供たちに聞いておられたときに,娘はよほど聞いてほしかったらしく,いまだに家で,「大きくなったら何になるか聞いて」と言っては自分で答え,首にネックレスをかけるふりをしてぴょんぴょん跳ねています。締めくくりは,「○○ちゃんに大きな拍手~!」きっと誰も思わないような最高(?)の夢です。(岡山 大人)

今日、昭島市民会館に「「トーナドーナの音楽会」を観ました。近くの子供が踊りだしました。私も心の中で踊ってました。
特に始まりは、トーナドーナの森のあの不思議な世界に引き込まれていく感じでとても好きです。いろんな人たちがいっしょにこんなに楽しめるなんて素晴らしいことだと思った。障害を持っている人、やんちゃ坊主、よぼよぼ婆さんであろうが音楽はいろんなことを一つにする大きな力があるんだな…すごい。もっとたくさんの人に見てもらっていろんな音があることを知って欲しいと思った。近くのものでいろんな音楽のなることとか…人間 音楽がなきゃはじまらないさ。共に生きていることを実感しました。(15歳の音楽好きより)

幻想的な舞台と心地よい音楽、身近にあるもので創った楽器のおもしろさに感動しました。
今回CDにサインしていただいた時、図々しくもびやぼんの鳴らし方を聞いてしまいました。私が鳴らすと、4歳の息子が「一緒に鳴らそう」と言って箱に輪ゴムをはめて、音を出しはじめました。その他にも家にあるものをたたいてみたり、弾いてみたりして、我が家は音さがしでいっぱいです。
親子でこんなふうに遊べるのは、とても楽しいです。これからもステキな音楽を楽しみにしています。(知多市 母)

昨日、水巻町で見たのですがお客さんの多さに驚きました。私の耳にはいまだにクリンコリンの音色が聞こえてくるのです。あの不思議な世界にひきこまれてしまいました。楽しい演奏を聴かせてくれてありがとうございました。(水巻町 母)

今日西市民センターで「トーナドーナの音楽会」を観ました。予備知識なしで聴いたのですが、ぐいっと引き込まれました。
娘も自然と手拍子したり、体を揺らしたりしてあの不思議な世界に入っていました。心地よい音色、テンポのいい構成…あっという間に終わってしまいました。
これっきりで終わるのはもったいないので、明後日火曜日の公演にも行こうと思っています。
機会があればロバハウスでのライブにも行ってみたいです。 (福岡 大人)

ジグの空想音楽会 感想文

「目を閉じて中世の音色に聞き入りました。同時に、ステージ上の演出もステキで、面白い楽器や一人ひとりの楽しい動きもみのがしたくないきもちでした。バケツや紙、手のひらをすりあわせること、全てが音楽を作り上げるんですね。(福岡 大人)

不思議な印象を受けました。優しい気持ちになって、つい微笑んでいました。(松戸市 大人)

なつかしいような、エキゾチックなような不思議なリズムとメロディー。背筋が寒くなるくらい気持よい演奏でした。機械を通した音楽ばかり聴きなれた耳に新鮮でした。(相模原市 大人)

音楽の授業でフエなど大の苦手だった私。ケギライしていたフエを、こんなに楽しげに吹く人がいたなんて! こんな音が軽快に出るなんて! 感動してます。心に音が残っています。(相模原市 大人)

独特のゆったりした音色で、心の中のなにかがよびおこされる気がしました。(松戸市 大人)

とても楽しい音楽会でした。手づくりっぽいのに洗練されていて、大人も充分たのしみました。(福岡 大人)

何でも楽器になり、音楽になり、オドロキだ。そして、何てタノシイのだ!(北区 大人)

いろいろな楽器がでてきたから、こんど自分でつくりたいなーと思います。(北区 7歳)

今日のジグの空想音楽会はすごかったです。いちばん最初の音楽は、不思議な世界に、はいったようでした。最後の笛は、森の中のようでした。小鳥が、ピーピーとないていて、目をつぶると鳥や森がみえてきそうでした。(北区 9歳 さいとうりさ)

全部楽しかった。またみたいよ! (千葉県 小3 女子)

見ているだけで楽しくて、うきうき心がはずむように面白かった。(千葉県 小5 女子)

とても懐かしい気持ちになりました。(千葉県 大人)

5歳の息子は「お母さん、あの人たちとずっといたい。ずっと、あんな音楽きいていい。」と言いました。(愛知県 5歳 男子)

口ずさめる曲が多く、工夫された楽器が奏でる音楽が心にしみて、とても感動しました(愛知県 大人)

とてもきれいな音色で何故か子供の頃をおもいだしました。終わった後でも心にのこり、おもいだすとやさしい気持ちになれそうな気がします。(愛知県 大人)

遠いむかしのサーカスの前ぶれのようであり異次元空間にまよいこんでしまったようでもあり、とても魅力的なすいこまれるような音楽会でした。(日田市 大人)

CD1

CD2